訪れるターニングポイントに備えて

就職活動を始めた時、多くの人は仕事の内容・やりがい、あるいは給与・待遇といった面を重視することでしょう。
しかし、どのような人生においても、一度や二度は、何らかのターニングポイントを迎えるものです。
例えば女性の場合は、結婚・出産といったライフスタイルが激変する恐れのあるポイントがあります。
あるいは、残念ながら自分が病気になってしまうこともあれば、昼夜を問わない家族の介護に取り組む必要が出てくるかもしれません。
望んでいた仕事に就職し、立派に働き続けることも大切です。
しかし、時には「人生には何があるか分からないから、ターニングポイントに来たら、転職や再就職をしよう」と考えておくことも大切なのです。
具体的な方法としては、その時が来た場合に備えて手に職をつける(資格や技術を身につける)ことがおすすめです。
業界の動向などを探り、希望する仕事先が少しでも見つけやすい環境を整えておくと、いざという時に精神的に余裕を持つことができるでしょう。
特に子育てなど、自分以外の家族に関わるターニングポイントは、想定とは全く違った結果に繋がる恐れがあります。
例えば、想定よりも医療や教育に費用がかかってしまう、あるいは世話のために長時間勤務が難しくなるといったことが考えられます。
全てを想定しながら対応することは難しいですが、「そういう可能性もある」ということを頭の中においておき、「こんなはずではなかったのに!」とパニックに陥らないようにしましょう。