人生にはターニングポイントと呼ばれる時期が何度もあります。
どの大学に進むのか、どんな会社に就職するのかは誰にも訪れるひとつの分岐点です。
さらに転職すべきかどうか、あるいは独立すべきかといった分岐点もあります。
そのように考える時には、そうせざるを得ない状況に陥っているか、あるいはチャンスが訪れているかに分かれます。
いずれにしても現状維持か新たなチャレンジをするかの二択で迷うことになります。
そこで迷っている時に判断する基準は2つあります。
1つは、すでにこれから先にはっきりとした目的がある時です。
その目的に近づくのはどちらなのかという見方で判断すれば、自ずと選ぶべき方が分かります。
問題はそのような目標を持っていない人です。
何に向かって自分が進んでいるのか分からないという人は、日々の仕事などに追われてそこまで考える余裕がないと思っているものです。
けれどもそれは決して悪いことではありません。
むしろ今を必死に生きることで、向かうべき未来に向かっていると言えます。
まずはそのように自信を持つことが必要です。
その上で、様々なものに追われながら必死に生きてきた過去を振り返って、自分がどのような選択を選んできたのかを考えれば、ターニングポイントでの選択をどのようにすれば良いのかが見えてきます。
おそらく無数とも言える選択肢から自分が選んできたものには、何かしらの価値観に伴う一貫性があるはずです。
自分は何を大事にしているのか、何を守りたいと思っているのかを振り返ることで、人生の節目での選択肢を選ぶことができます。