楽しい人生はターニングポイントから

社会人にとって、仕事は切っても切り離せないほど人生の大部分を占めます。
充実した仕事をする上で、職場の雰囲気や仕事の内容はもちろんですが、それ以上に仕事を教えてくれる周りの同僚や先輩、上司との関係は自分の仕事に対する価値観を作り上げたり、変化させる大きな存在であると言えます。
仕事を始めたばかりの頃は、何も分からず先輩に必死でついていきます。
それを繰り返すうちに自分の価値観ができ、そこから更に仕事の幅が広がってくると関わりが増え価値観が変化していきます。
そういう意味で職場での先輩は、自分の親のような存在で良くも悪くも最初の価値観は先輩と似たものになるのでしょう。
ですが、考え方が変化し始めた時は、子どもが大人になるように、自分で考え選ぶことができるほど成長してきたということの証です。
まさにこの時が、仕事のターニングポイントなのです。
ターニングポイントはと聞かれれば、転職したことや結婚したこと、その行動を起こした瞬間を答える人が多いでしょうが、実はその前からすでに分岐点は来ていたのです。
行動を起こすきっかけをくれた人、出来事、思いついた考えなどそれらが本当のターニングポイントであり、その日から仕事に対して更により良い成果を出そうと取り組めるようになります。
仕事が全てではありませんが、自分にたくさんのことを教えてくれる、かけがえのない人との出会いや、やりがいや充実感を与えてくれる職場は人生をより楽しくしてくれるはずでしょう。